FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

12月24日(カトマンズ ネパール)

(自分のための日記)

夜中に背中を通る寒さで何度も目を覚ましつつ渋々10時頃起床。暖房設備は何も無い。それでも中国の松潘の寒さに比べたらマシだ。この部屋は簡易的な3つのベッドと2段ベッドが1つの5人用のドミトリーだ。私は2段ベッドの傍の窓際のベッドで寝た。2段ベッドの下段にはカナダ人女性が寝ていて彼女の洗濯物や荷物は2段ベッドの上段から彼女の周りに溢れ返っていた。

私の知り合いの友人がネパール人でカトマンズに住んでいて、日本を発つ前に彼女に会い、カトマンズで会う約束をしていたのだが、突然連絡が取れなくなってしまった。ネパールのガイドブックも持たず下調べもしていなかったので何ともショックだった。

「これは寂しいクリスマスイブになりそうだ。」そう思った自分を格好悪く思った。別にクリスチャンでも無いのだから、折角なら「正月なのに1人だ。」と粋に呟きたかったのに。

同じ階にやたらと広いバスルームが1つある(バスタブは無い)。誰も使っていない様なので、バスルームへ向かいシャワーを浴びる。バスルームにはトイレットペーパーが無かった。カトマンズの気温は日中10℃から暑い日で20℃近く上がる。夜は3℃から8℃といった所か。そして何故か室内はとても寒い。バスルームの床に素足を乗せるととても冷たいので慌ててシャワーの蛇口をひねるが、いくら待っても熱い湯は出てこなかった。ぬるいシャワーだ。
奥歯を噛み締めながらシャワーを浴びる。「ここもか!」と嫌な気分になる。長くシャワーを浴びて部屋へ戻ると知らない女性が1人居た。彼女はオランダ出身。マロンというそうだ。暫く会話をした、というより殆ど彼女が喋っていた。アメリカ人ばりの英語で私は聞き取るのに必死だった。マロンは私と同じ部屋に泊まっているカナダ人を追って来たらしい。ポカラかどこかで知り合い一緒に10日以上のトレッキングをしたそうで、どうやらマロンはそのカナダ人に憧れの想いがある様だ。

とりあえず宿代を支払いに3階の食堂兼ロビーへ上がる。この宿のオーナーは耳付のニット帽を被っている。耳付のニット帽を被ると殆どの人間が「優しい人間」に見えてしまう。危険だ。

オーナーは忙しそうにしていたので今度宿代を支払う事にしてロビーに借りていたガイドブックを返そうとしていたら、見た目はアジア人の女性が早口の英語で声を掛けてきた。「貴方、同じ部屋に泊まっている人ね?朝早くから煩かったでしょ?ごめんなさい。ところで私の名前はヒラリー(←多分)」と言われ、とりあえず私も知っている限りの英語を使って自己紹介をして少々会話をした。彼女がカナダから来た女性だ。第一印象は「きっと合わないだろう。」と思った。
(固定観念を捨てるはずだったのだが。。。)

早口であまり聞き取れなかったが明日クリスマスパーティーをするそうで手伝いを頼まれた上、パーティーに招待された。私は10年前にアメリカでホームステイした時に参加したパーティーをイメージして嬉しくなり快諾した。彼女にカトマンズのオススメを聞いた所色々話してくれたのだが結局「とりあえず今日は、この辺りを散歩したら?」と言われる。何カ国か周って私もようやくそう思える様になった。今日は散歩してこの国を見てみよう。

この宿の近くにモンキーテンプルという場所がある。歩いて行ける距離なのでとにかく外へ出てみた。昨夜空港を出たのが21時過ぎだったので(街灯が沢山ある場所ならいいのだが)真っ暗で町並みが見えなかったため、今日初めてカトマンズの町並みを見る事となる。この国は今まで行った国の中で一番「異国」を感じさせられる。レンガの家が多く、地面はデコボコしていてボーっと歩いていたら危険だ。そして車が通った後は必ず砂埃で一杯になる。路上生活者も多い。砂埃が多いせいか顔や足が汚れている人が多い。うつ伏せで寝ている人が多く少しヒヤッとしてしまう。

長く続くマニ車を左手に歩き続けているとケーキ屋があった。お店の人に金額を尋ねるとショートケーキが確か35ルピーか50ルピーと安いのだが、どうも美味しそうに見えない。少し大きめの三日月形のパンに生クリームの様なものを挟んだ物があり、それが20ルピーだったので注文するとキッチンペーパーの様なものに包んで手渡しでくれた。
傍にテーブルと椅子があったので座って食べる。パンはコッペパンの様な感じで少ししょっぱく中の生クリームらしきものは少々硬くて意外と美味しかった。初めて見るタイプのケーキ屋だったので写真を撮り笑顔で店主を見るが無表情で寂しくなった。

再びモンキーテンプルへ向けて歩き続ける。調度曲がり角にレストランがあった。12時過ぎていたのでランチを食べに入りメニューを見る。宿のベジタブルカレーは量が少なくて199ルピー(約199円)、ここのベジタブルカレーは量が多くて120ルピー(約120円)だ。そしてオーナーらしき人がスープとご飯のおかわりを何度か聞いて来た。ネパールカレーはカレーというよりカレースパイスを効かせた野菜炒めの様に感じた。あっさりしていて食べ易いしご飯がすすむ。先に入ってご飯を食べていたネパール人2人がチャーハンの様なものを食べて、チャイをゆっくり飲みながら過ごしていた。

お店の人が飲み干したチャイのガラスコップにお湯を注ぐ。私にはよく分からなかった。チャイは甘いので単なるお口直しなのだろうか。その2人が何度もこっちを見るのでとりあえず笑顔を送ると笑顔が返ってくる。暫くしてその内の1人が声をかけてきた。私は日本人である事、今からモンキーテンプルへ向かう事を伝えると彼女は「私は今日一日そこでお祈りをしていて、今は調度お昼休憩でご飯を食べていたの。これから戻ってお祈りをするから良かったら追いで。私達は入って右側でお祈りしているから。」と言われたので食後に行く事にした。このレストランにはトイレがあって安心したが、そこは和式でドアを閉めると真っ暗で何も見えなかった。ドアを半分開け立ち位置を決めてから閉めて用を足さないと危険だ。外に手洗い場があり安心した。

支払いを済ませモンキーテンプルへ向かう。思ったより長い階段を息を切らせて上ると霧はかかっていたがイイ景色を見る事が出来た。色んな所に猿が居る。再び上って行くと土産物屋が続き、そしてストゥーパと言われる建物が見えてきた。そこの近くに円錐形になっている深い池の様なものがあって、皆が集まり、どこかはよく見えないが一箇所をめがけてお金を一生懸命投げている。何だか楽しそうだ。

色んなものが真新しく見えつつ歩いていると1人のネパール人男性が話しかけてきた。「英語は話せますか?話せるなら素晴らしい。」と英語で喋りだし、この寺の説明を始めた。何ともしっかりした説明に聞き入る。さあ最後はどうなる?と思い彼について行く事にしてみた。彼は所々に止まりながら英語で丁寧に説明をする。そして説明が終わると満面の笑みで次の方向へ右手を差し出す紳士だった。私は最後のオチを楽しみにしながら彼についていくと、傍で座っていた女性が私にジェスチャーでメッセージを送る。「彼はご飯を食べる為にお金を要求して来るわよ。」勿論知っていたが、彼女が何度も私にメッセージを送るので、私もここで彼についていくのを止める事にして彼女の隣に座った。ガイドをしていた男性は「次を見なくていいのか?」と英語で言って来たが適当にあしらうと彼は両腕をブンブン回しながら次の獲物を探しに行った。

彼女は何度も「あの人はいつも金を取るのよ。」とジェスチャーと共に言う。その女性がストゥーパの中を案内すると言うのでついていく。一緒にマニ車を回しながら歩く。ふと(この人もお金を要求して来たらおかしいよな。)と思いながらその中を2周する。そこには仏像(と言っていいのだろうか)があってその前に3人の写真が置いてあったが、真ん中の写真は「ダライ・ラマ」の写真であった。知識も無いまま、私は驚く。その女性が大きいマニ車を回しながら「私の写真を撮って!」と言う。インドの人々が写真に写りたがるという話を聞いていたので気にせず写真を撮る。すると彼女はジェスチャーと共に言う。「ご飯を食べるお金が欲しい。」私は分からないふりをして満面の笑みで「Thank you so much!!!」というと彼女は苦笑いをして消えてしまった。

結局、レストランで出会った女性がお祈りしている場所を見つけられず、そのまま下に降りる。途中でスーパーを見つけて中を覗く。興味深いお菓子が並んでいた。確か15時頃、宿に戻り、カウンターで日記を作成。その間、宿に居る数人がクリスマスパーティーの打合せをしていた。18時頃、マロンが私に言った。「お待たせ。やっと夕食に行けるわよ!」マロンとヒラリーと私は大通りまで出てタクシーを拾い値段交渉の上、タメルまで向かう。(240ルピーだったかな)スーパーに入って2人は買い物。その後すぐに「OR2K」という店へ。
メニューを見ると今日ランチに行ったレストランの3倍近い金額にショックを受ける。勿論日本よりは安いが、長く色んな場所を周りたい私としては毎日の出費はとても考える所だ。先進国の人と一緒に行動すると出費が高くなってしまう。先行きが不安だ。

皆はハンバーガー等300~500ルピーするディナーを注文する中、私はとにかく安い料理を探し「Hummus」という料理(どんな料理かさっぱり分からないが)を注文、210ルピー。次に皆はアルコールを注文し始める。ネパールではビールが高く、瓶ビールが250~380ルピー近くする。ただし大きさは日本の瓶ビール大ぐらいの大きさだ。マロンとヒラリーがカクテルをオーダーするらしく、マロンに「カクテルを3つオーダーしたら1つタダになるけどどうする?」と言われ小心者の私はカクテルをオーダーする。ここのカクテルが250ルピー~あったので255ルピーのOr2kPunchというカクテルを注文した。結局、同じカクテルを3つオーダーしないと1つタダにはならないので私は無駄な事をしてしまった。

私の頭の中は金の計算で一杯になる。。。今まで質素に生活してきたのに。。。オーダーした料理が運ばれてくる中、私の分だけ来ない。どうやら私の分は既に出てきたのだがヒラリーが勘違いし「注文していない。」と言い下げて貰った様だ。ヒラリーは(私が「注文していない」と言った時に何故気づかなかったの?)と思っている様だった。やはり先進国の人々には気を使わなくては、と思ってしまう。

皆が料理を食べ終わった頃に改めてHummusが出てきた。ナンの様なものと、ナンをつけるディップの様な白いクリームが浅い皿に盛られて出てきた。見た目は日の丸弁当の様に侘しい料理だったので周りに居た欧米人は可哀想な目でこちらを見る。少し悲しくなった。しかし料理は思った以上に旨く、この料理は会話しながらも楽に食べられるので気に入った。料理を食べ終わる頃にようやくカクテルが出てくる。

次に皆はショットを飲み出し、私は断っていたが、2ショット目ぐらいの時に私もショットを頼む事にした。この時にはお金の事はどうでもよくなっていた。というよりヤケになっていた。私はウィスキーを飲みたかったのだが見つけられず、皆がウィスキーのショットを飲むと言うので一緒に飲む事にした。ウィスキーが皆の手元に渡り乾杯して一気に飲み干す。ウィスキーを一気飲みするなんて勿体無い気がした。結局私はウィスキー1ショットのみ。外国で酔っ払いたくない、一人旅だし。他の皆はジンなどのショットを5ショットぐらい飲み続ける。

オーストラリアのカップルがケーキを食べていた。kiss from zuri cakeというケーキがとても美味しく彼女は昨日2つ食べたらしい。一口食べさせて貰うと、とにかく美味しかった。ティラミスをもっとチーズらしくした様な味だ。我慢出来ず私も注文してすぐに食べ上げる。

21時過ぎ、カウンターでそれぞれ支払いを済ませ、マロンと私は宿に戻る。他の皆はバーへ行った。夜のタクシーは少し金額が上がるらしい。値交渉しても応じてくれない。夜は客が沢山居るからどのタクシードライバーも偉そうに去って行く。結局350ルピーでThamelから宿に戻る。寄せば良いのにマロンはタクシードライバーにイイ顔をしようとして宿の前では無く、近くで降ろして貰う。

マロンは言った。「夜道を歩くのは気持ちいい。」

デコボコ道を少し歩いて宿に到着。しかし門に鍵がかかっていて寒い中暫く待った。インターホンも鳴らない。壁をよじ登ってみたが防犯用のトゲが怖くて途中で断念した。
色々試していると、異変に気づいた宿のオーナーが私達を泥棒か何かと思い慌てて降りて来たので宿に入る事が出来た。

23時頃に就寝。。。そしてバーに行っていた皆が戻ってきて同じ状況に陥っていたのでマロンが扉を開けに下へ降りていった。

(本日の収支)

ランチ前のおやつ 生クリーム入りパン           25ルピー(約25円)
ランチ 野菜カレー、ダルスープのセット(おかわり自由) 120ルピー(約120円)
タクシー代(宿→Thamel)                 40ルピー(約40円)*3人でシェア実際は240ルピー?
タクシー代(Thamel→宿)                 140ルピー(約140円)*2人でシェア実際は350ルピー
ディナー OR2K Hummus 210ルピー(約210円)
        OR2K PUNCHカクテル  255ルピー(約255円)
        kiss from zuri cake 240ルピー(約240円)
        OR2Kサービス料10%             71ルピー(約71円)



にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

richmiyuki

Author:richmiyuki
現在、携帯のメール使用不可。
au曰く帰国後じゃないとメールの再開は出来ないそうです。(あるいは自宅に携帯を送付するか。)現在、最善策を考え中。
友人の皆さん、何かご連絡あれば、こちらに非公開でコメントをください。(その際は念のためアドレスを教えてください。)お願いします。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。