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5月22日(ルムニク・ヴァルチャ ルーマニア)*後日校正追記予定

(自分のための日記)

6時半起床。
podcastで「爆笑問題カーボーイ」を聞きながら前髪を切ったり、ムダ毛の処理や化粧をして身支度を整える。

7時半頃、昨日と同じくヴルチャが私を除いて1番に起きて来た。
しかし今朝の彼女は昨日と様子が違った。
私に一言も挨拶を交わさず独りで隅のテーブルに着き黙って朝食を食べていた。
どうやら昨日の朝、彼女から貰ったコーンフレークはアン達のもので、アン達に叱られたのだろう。

ヴルチャは20歳ぐらいの女性だ。アン達と一緒にルーマニアの学校を周りボランティア活動をしている。

私から見た彼女への印象は「優しく大らかで天然ぶり満載の女性」だ。

どうやら、彼女はこの部屋にあるものを何でも食べて良いと思っているのだろう。
ルームメイトが彼女に対してウンザリしている様子が伺える。

ルームメイトをうんざりさせる原因は他にもありそうだその彼女の思考に悪気は無い。

コーンフレークに、ありつけなかった私は、昨日食べた余りであるピスタチオ入チョコレートと一昨日買ったヨーグルトを朝食にして食べた。

その後Facebookを確認していると、9時半過ぎ、アンが起きて階段を下りてきた。

彼女は寝起きなのにも関わらず、とても疲れた表情を浮かべていた。
一体、彼女の心の中には、どんな問題を抱えているのだろう。

アンは朝食を食べる事も無く10時にヴルチャと私と3人で部屋を出た。

昨日と同じバス停へ行くと、そこには既にボランティアのコーディネーター(リーダー)がベンチに座って待っていたので挨拶を交わす。
彼女は、私が今日も来るとは思っておらず、慌てて首を左右に振り、バスチケットを買ってくる様に言われた。

アンが私をキオスクの様な場所へ連れて行きバスチケットの購入を手伝ってくれた。

本来なら、バス1回利用につき4レイ(約126円)するが、前以て売店等でバスチケットを購入しておくと1回利用につき2.5レイ(約78円)となるそうだ。

バス停の前の道をぼんやりと眺めて待っていると他のボランティアのメンバーが1人来た。少し時間が経ち2人目、それからまた時間が経ち3人目とバラバラに集まって来た。私はこのゆったりとした時間の流れを心地良く感じた。

お互いに挨拶を交わし、その後到着したバスに皆で乗り込んだ。
私はここで初めてコンポステ(←実際の名前を知らないがチケットに時刻を刻印する機械)で、先程買ったバスチケットに刻印した。

11時前、昨日と同じ学校に到着し、校長室の様な場所で珈琲をご馳走になった。

校長らしき男性が、私が日本人である事を知ると大変喜び私がその後参加した教室までついてきて生徒達に「彼女は日本から来ました。」等と紹介していた。
生徒達の目は好奇心に溢れていた。何年生か知らないが年少にあたるのだろう。
その中には昨日会った子が数人居た。担任の先生らしき女性が私に生徒の席に座る様に言うので座ってみた。久しぶりの学校の机と椅子は何だか私にとっては心地良いものに感じた。

私は自身の学生時代を思い出したくないぐらい学校に居た時の自分が嫌いだ。

小学校の時は数年間に渡って、とても意地の悪い子に好かれた為に酷い目に合った。
何かある度に「死刑だ!」と言われ誰も居ない場所に連れて行かれ10人ぐらいの同級生から石ころを投げつけられる事もあった。ブランコから振り落とされて大怪我をした事もあった。その10人ぐらいの同級生の中には私の友人だったはずの子も居た。
思い出す事をしないので、あまり記憶に無いが、確か先生にも相談したが信じて貰えなかった様な記憶がある。

とにかく私は小学校で人間関係を学んだ。人間とは裏表がある生き物なんだと学んだのもこの時だった。

中学校、高校は(多分)大人しく過ごした。無駄なグループ行動(トイレに6人等のグループで行く事など)を避ける様に、気の合う友人を1人2人ぐらい作って常に何かについて語っていた。

ハッキリ言って「恩師」と言いたくなる先生も居ない。

とは言え、久々の学校は本当に心地良かった。
嫌な記憶が遠のいたからだろうか。

その教室では三角パックの牛乳とコッペパンが配られ、私はそれを見るだけでワクワクした。

今日はボランティアメンバーが生徒達に短編アニメを見せるそうだ。

私は前から二番目の席に座ってアニメが始まるのを楽しみに待った。
するとアンが私に声を掛ける。

「貴女は背が高いのだから前に座ったら他の子供達がアニメを見られないでしょ。」

当たり前の事を言われたのがとても恥ずかしく、私は照れ笑いをし顔を隠しながら黒板前のボランティアのメンバーが座っている席に座った。

アニメが始まった。私にはストーリーが全く解らなかった。中盤になってやっと理解したのだが子供達は最初から理解している様だった。

そのアニメは「日没後の世界」だけを持っているキャラクターと「日中の世界」だけを持っているキャラクターの話だった。

上映会が終わるとボランティアのリーダーが生徒達に質問していた。

「この物語から分かる事は何ですか?」

子供達は手を上げて沢山発表していた。発表する際の手の上げ方は日本とは違う。
殆どの子供達が右手を上げて親指と人差し指を突き出し左右に振っていた。

1時間経ち、年少の子供達は教室を出て、次に年長らしき子供達が入って来た。
彼等があまりにも私をジィーっと見つめるので恥ずかしくなり顔を隠すと彼等は面白がって私をからかい出した。
ちょっと悪そうな男の子は私にサングラスと煙草を渡してきた。彼等にとってはサングラスや煙草は格好良さの象徴なのだろう。彼等に悪気は無い。既に授業は始まっていたが、(皆会話しながらも授業を聞く事は出来るだろう)と私は皆の期待に応えてサングラスをかけてみた。皆は面白がって教室内は少し煩くなってきた。
マズいな。。。

ボランティアのリーダーが「静かにしなさい!」と何度か子供達に声をかけるがなかなか静かにならない。

静かにならないのでアンが子供達を諭そうとこんな事を言った。
「私は少ないお金で暮らしている。そんなにいい家庭で育った訳では無い。皆に教育という、いい暮らしをするチャンスをあげているのに何故分からないの?」

そしてリーダーは、見た目が一番悪そうで煩い男の子を追い出した。
その子は後で戻って来たがリーダーが彼を赦さなかったので彼は言葉に出来ない気持ちをドアにぶつけて飛び出ていった。
その後、リーダーは校長に彼に対するクレームを出し、「今後このような態度が続くなら、この学校へのボランティア活動は辞退します。」と伝えたそうだ。

私は彼等なりに頑張っているボランティアのスタッフ達に口出ししなかったが、私としては、この教育の仕方は一切納得出来なかった。

ボランティアのスタッフ達は結局、自分達の思い通りにさせる為にこんな事を言っただけだし、リーダーの行いに関しては単にリーダーのプライドが傷ついたから彼を追い出したのだろう。

ボランティアをするのだから、きっと普段は(何かに於いて貧しい状況にある子供達に何かしてあげたい)という気持ちがあるに決まっている。

だが、今日の彼等を見て私はとても残念に思った。
ボランティアのスタッフ達は先進国の常識で子供達を見ている様な気がする。
子供達はジプシーと呼ばれる子供達だ。今までの生活習慣が私達と違い過ぎるのだ。
態度だけで、「良い人間」「悪い人間」と決めないで欲しい。
時間は掛かるが、人間なのだから動物のしつけの様に頭ごなしに育てるのでは無く、子供達に理解させてから教育すべきだと思う。私は自由奔放なこの子供達に私が受けた様な日本の教育を受けて欲しくない。自分らしさを失って欲しくない。彼等らしく成長して、日本に足りないものを教えて欲しい。

言い訳にはなるが、私は周りの人に怒られながら成長してきた。日本は常識や礼儀に煩い。どれだけ優しい心で接しても態度が悪ければ叱られる事がしょっちゅうあった。
個性を活かしたい私としては納得出来ない事だったが、あの時の辛い周りの教育のお陰で、現在の旅はとても楽に出来ている。日本の所作は、どの国で行っても理解して貰える。例えば言葉が通じなくても笑顔でお辞儀をすれば殆どの人は私が「ありがとう」と思っている事に気づき笑顔が返ってくる。

*後日校正追記予定


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