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12月11日(五明佛学院→色達 四川省 中国)*後日追記校正予定

(自分のための日記)

朝7時過ぎに起床。
ここはトイレ(浴室もあるのだろうか?)が水が通ってないからか使えない様で鍵がかかってある。トイレは外。水場はどこにも見当たらない。
昨日、水を貰いに1階まで行ったら沢山の大きいポットとデカいやかん、水があった。
昨夜から歯磨きもしていない。やはり気持ち悪くなり、残っていた水と器があったのでそれで歯磨きをしてみる。

昨夜からトイレに行ってないので寒い中、外の段を上がった先のトイレへ先ほどの汚れた水が入っている容器を持って向かう。外の側溝に水を捨てトイレへ。寒く暗く心細いトイレだ。だが怖くは無い。今日は青空のラルンガルコンパを見られないだろうかと部屋の中から眺めているが凄い霧だ。9時前になってようやく日が昇ってきた。

1時間近く待ってみたが霧は無くならない。青空の写真は諦めチェックアウトする。10時過ぎ。
受付に居る女性に「チェックアウト」と言うと彼女は紙に「退房(?)」と書いて私に見せた。中国語でチェックアウトの意味なのだろう。私が頷くと彼女は中国語で何か言い「バイバイ」と言った。。。やはり私の宿泊代は昨日のチベット僧が支払ったのだ。荷物を一旦預けて外のトイレへ。すぐに戻り荷物を受け取って出発。

私が坂を下っていると、それとは逆に坂を上がるチベット僧達を沢山見た。

そのチベット僧一人一人の顔を見るが昨日の彼らの顔が見つからない。
皆同じ格好なので同じ人に見えてしまう。
似た様な人を見つけたがその人はすぐに目をそらして行ってしまった。

結局御礼を言えず終いだ。

喘息で咳き込みながら坂を下るが乗り合いバンが見つからない。数人に聞いてみるが、英語が分からないとすぐに「ティンブドン(分からない)」と言い消えていく。全体的に思っていたよりとても冷たい。途方に暮れる。

何とか色んな人に聞いてバンの乗り場に辿り着くが英語は全く通じない。
とにかく行きたい場所を行ってみる。

「甘孜(ガンゼorガンズ)」

皆、何か言っているが全く分からない。チベットの言葉なのか。。。
ドライバーはチベット族らしき人が多い。
ドライバーが面白がって集まってくる。しかし全く解決しない。

殆どのバンのドライバーは「色達(セタ)色達!!!」と叫んでいる。
色達まで行けば甘孜行のバスがあるかもしれない。とりあえず色達行のバンに乗る。

バンは悪路の中スピードを出して進み、1時間弱で色達に着く。

着いた場所はホテルが数軒あり、ラルンガルコンパより都会に見えるが、私にとってはとても居心地が悪く感じる。公安も沢山巡回していてスピーカーで何か言っているし、武装している公安が沢山居る。
沢山の客引きに声を掛けられるが彼らに英語は通じず、中国語の文字も通じない。
そしてまた沢山のバンのドライバーが面白がって集まってきた。

「I wanna go Ganze, Ganzu!!(私はガンゼ、ガンズに行きたい!)」
                  *人によってガンゼで通じたり、ガンズで通じたりする。

そう言うと最初ここまで連れて来てくれたドライバーは1,000元(約16,000円)と言って来た。
他のドライバーは700元(約11,200円)と言って来た。どちらも高い。

「もういいから、バスステーションはどこ?バス!!!」と言ってiphoneに「巴士」と入力して見せるが皆「バ、、、」と言うだけで、どうやらこの字が分からないらしい。参った。
ドライバー達が「もういいからバンに乗りな。」と手を引っ張って行こうとするので「多少銭(いくら)?」と聞くとやはり700元と言う。「だから、高いって!」

砂埃が激しく咳が一層酷くなる。他へ行ったり戻ったりしながら1時間近くドライバー達とやりとりをした。

ここのバンは「ガラ、ガラ、ガラ」と叫んでいる人が多い。沢山の人がガラという場所に行くのだろう。
ガラという場所がどこか知りたくてドライバー達に「Where is Gara??(ガラはどこ?)Map??地図?」と何度も何度もジェスチャーを交えて聞くが全く通じない。ただ、金絡みの話は素早く理解する。「ガラまでの金額は。。。」と言い出したので、私はコンパスを取り出し、皆に見せ「ガラはどっちの方向?North,South,West,East,どれ???」とりあえず南にさえ下りればいいと思って聞いたが全く通じない。腹が立つ。

不安と苛立ちの挙句「あんたたち、馬鹿じゃないの???」と叫ぶ。

すると皆は日本語の「バカ」だけは知っているので大笑いする。ダメだこりゃ。バスターミナルにさえ着けないとは。。。

諦めつつ、そばの大きいホテルに入り受付に「Can you speak English?(英語話せますか?)」と聞く。
5人ぐらいの中国人が居たが低い声で「No.」と言う、クソッ。

バルカンの時と同じ不安が募る。途方に暮れているとその大きいホテルから珍しく中国人らしい中国人のカップルが出てきたので、すぐに「Excuse me. Can you speak English??(すみませんが英語を話せますか?)」と尋ねると男性が「Yes.」と言った。良かった。

彼に現在、バスターミナルを探している事と甘孜へ行きたい事を伝えると、彼は先ずバンと交渉を始め、やはり高いのでバスターミナルへ行こうという事になった。タクシーに乗りバスターミナルへ向かう。着いたバスターミナルは、とてもバスターミナルとは思えない場所にあった。かなり憔悴しきった私は彼に「成都行でも構わない」事も伝えた。彼も「ただ南下したいのなら成都に一度戻る方がいい。」と言い、結局窓口で成都行のバスチケットを購入。今にもここを出たかったが明朝発。
同じタクシーで中心地に戻る。彼が「ホテルは?」と聞くので「まだ決めていない。」と言うと予算を聞いてきてそれに合った宿を探してくれた。バックパックは彼が、手提げ袋は彼女が持ちかなり楽になった。予算を少しオーバーしたがすぐ宿に到着し部屋まで彼等は荷物を運んでくれた。タクシー代も彼女に「要らない」と言われた。

ラルンガルコンパに何故行ったのだろう。。。東チベットと言われているので興味があったが、インターネットで色んな人の体験談を読んで知らない内に東チベットに「優しさ」を求めて行った様な気がする。
皆が冷たかった訳では無い。優しい人も居た。が、温もりを感じなかった。何か宗教的な優しさに感じた。

最近、中国人を見下していた様な気がする。そんな時に結局心から自然と優しくしてくれるのは中国人らしい中国人(漢民族)だった。今回はそれを再認識させられた様な気がする。

中国人は皆優しい。チベットは特別では無い。私が行ったラルンガルコンパのチベット族は中国人そのものだった。買い物は押し合って買う。唾はそこら辺に吐く。人との距離が近い。成都などと変わらない。

チベットで何が起きているか私は全く知らないが、人1人の意見を鵜呑みにして正義を語る事をしない様に気をつけようと何となく思った。もし、正義を語るなら自分なりに事実を調べつくした上で行動に出なければ。間違ったら大事だ。その人が強く語る時には必ず目的がある。常に自分は冷静でいなければ。

中国はとても大きい大陸で人口もとても多い。中国政府を認める訳では無いが、この人数を纏める事は政府も本当に大変だろう。
そう考えると日本は小さくて人口も少ないので纏めるのは中国より簡単なのだ。
ニュースの質で考えると日本のニュースの質は下がっている。毎日「中国は日本を嫌っている」と流しているのは何か意図があるのだろうか?実際に行くとそう思っている中国人はごくわずかだ。日本が領土問題のニュースばかりやれば中国だって腹が立って同じく対日本のニュースを流すのは当然にも思える。

今まで旅して実感している事は、やはり日本人は全体的に知識レベルが高い。
ただし、中国は人によって知識の幅が違う。これが紛争の元なのでは無いのだろうか。知識が低いと相手が思い通りにいかなければつい殴ってしまったり、、、だから、団体を作って色々と訴えていくのも大事なのかもしれないが、色んな人に「教育」をしていく事が大事なんだろうとつくづく思う。先ずは公安から。。。
私もついこの間まで人ひとりの話を鵜呑みにして正義を熱く語っていたが、そんな事を言う暇があるのなら、先ずはすぐ傍に居る人、1人でも良いから幸せにしてあげる事が世界平和に繋がると思う。

色達はラルンガルコンパよりも寒く感じる。宿から出たくない。
だがお腹が空いたので宿のスタッフの部屋へ行き外出する旨を伝え様とすると、スタッフの2人は調度煮込みラーメンを食べようとしている所だった。とてもお腹が空いていたのでジーっと見てしまう。
1人が「部屋に入ってお茶でも飲んで。」と言うので部屋に入って電気コンロで暖を取りながら熱いお茶を頂く。少し温まる。暫くすると煮込みラーメンを持って来て「食べる?」と聞くので頷いた。暖を取る電気コンロを使ってラーメンを作る。とても美味しい。スープも飲み揚げてしまった。

そうすると彼女はもう1袋煮込ラーメンを持ってきた。少しお腹が一杯だったので遠慮したが念の為と私の傍に置いてくれた。

*後日、追記校正予定


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12月10日(バルカン→五明佛学院 四川省 中国)

(自分のための日記)

6時起床。遂に風邪薬を飲む。この宿は暖かい。一昨日の松潘の宿は酷過ぎた。

仕度を終え、6時40分頃チェックアウト。この宿は普通のマンションの一室の様になっていて部屋が10部屋ぐらいあったのだがオーナーの部屋を聞いていなかった。多分ここであろうと思える部屋を2回に渡りノックするとやはりオーナーが出てきた。私のノックで起きたのだろう。眠そうだ。

50元札しか持っていなかったので念押しで「(50元から値引で)40元で良かったよね?」と指を4本立てて言うと彼女が頷く。しかし、釣りが無いと言うので私も財布を出し確認すると35元があったので「これしかない。」と伝えると35元に負けて貰えた。

暗い廊下を歩きエレベーターで1階に降り適当に外へ出るとタクシーがあった。すぐにつかまえ金額を聞くとメーター制だから分からないと言われたがとりあえず乗車してバスターミナルへ向かう。
7時到着。タクシー代8元。人は殆ど居ない。暗くてバスがよく見えないのでバスチケットをバスドライバーらしき人に見せて確認。
「あっちのバスだよ。」乗車すると再び生ゴミ臭がする。この臭いで吐きそうだ。とにかく我慢しつつも高山病対策の為口から深呼吸を何度もする。飴を舐めて飴の匂いで一時的に異臭を消せるがそう簡単にはいかない。とにかく我慢するしかない。

私の窓側席には既にチベット衣装で着太りした男性が1座席からはみ出て座っていた。驚いた目でそこは私の席だと合図するがこの男性にはとても鈍感で気づいてくれず渋々通路席に座る。この男性、誰かに似ていると思っていたらお笑いタレントの真栄田さんにソックリだ。彼にiphoneで「五明佛学院?」と入力して見せると彼もそこまで行くと言った。このバスがそっちの方向に行くのかすら自信が無かったのでそれを聞いて安心した。

7時20分を過ぎてバス出発。真栄田さんソックリさんのお友達が通路挟んで隣の2席に座っている。

出発から3時間経過しバス休憩。山の美しい景色を写真に収めたくすぐに降り先ずはトイレへ。
人に聞くまでどれがトイレか分からなかった。そして勿論トイレは昔の中国スタイル。ただ、遠い奥底へ沈むので水洗トイレよりは汚れていない様に見える。暗くてよく見えていない可能性もあるが。

写真を撮り、深呼吸をする。暫く経ってバスに戻る。誰とも友達になりそうに無いなと思っていた頃、隣の男性が休憩から戻ってきて「あれ?ご飯食べなかったの?」と中国語で聞いてきた。頷くとピーナッツの周りに衣が付いた、日本では節分に登場しそうなお菓子をくれた。「謝謝」と言って食べていると今度は彼の友達が隣からひまわりの種をくれた。両手が塞がったまま食べているとその友達がかりんとうをくれた。
その後小さいみかん→龍眼→龍眼→小さいみかんを貰い、そして真栄田さんソックリさんからひまわりの種を貰う。

ずっと食べていた。その後道はかなりの悪路を行く事になり、ひまわりの種を食べるのにとても苦労する。バス出発後4時間ぐらいから悪路になる。悪路で数箇所ラルンガルコンパを思わせる景色に遭遇する。公安チェックも1回のみ(通常のチェックか?)バス内には入って来なかった。14時過ぎ、遂にバスは「五明佛学院」に到着した。。。

あの写真の通りじゃないのでとても不安になり色んな人に枯れた声で質問すると、そうだと言う。
次に宿を見つけたくiphoneに「住宿」と入力し尋ねると「ここから20km先にある。」と言われ再びショックを受ける。
ラルンガルコンパと宿は近くに無いのだろうか?。。。とにかく歩いていると再び山々の壮大な景色を見つけ写真を撮りながら歩く。そして降車場から歩いて5分ぐらいでラルンガルコンパらしき場所を発見する。門があり「五明佛学院」という文字を確認する。門を入ろうと思ったがチベット僧らしき2人組を見つけたのでとりあえず宿の事を聞いてみた。やはり乗り合いバンに乗って宿まで行った方が良いと言われ、その後中国語で色々話してきたが解らない。彼が「ティンブドン?(解らない?)」と聞くので頷くと彼は日本語を話せる友達に電話をして説明をした後電話を代わってくれた。
結局彼等について行っていたのだがそこでもう2人のチベット僧に遭遇し、彼は再び日本語を話せる人に電話をして代わって貰う。彼は用事があるので、待たせるよりは、もう2人の男性と一緒に宿を探す方が良いと言っている様だ。という事で了解して新たに出会った彼等について行く。バス降車場に乗り合いバンが集合する様だ。乗り合いバンが通れば彼等が声を掛ける。20分近く待っただろうか。寒いしバックパックが重い。どうしようと考えていたら、乗り合いバンを見つけてくれて一緒に乗車。

バンは定員オーバーで外の景色は見られないがラルンガルコンパらしき景色が一瞬見られた。良かった!とりあえずはラルンガルコンパに来られたのだ。上の方まで上がりバンから降りる。1人がバックパックを持ってくれた。かなり楽になったが、最初に泊まる予定の場所に鍵がかかって開いていない様だ。

他の宿を探すべく急でも無い坂を上って行くとすぐに息切れが始まった。とにかく深呼吸をしながらついていく。砂埃が激しく口で呼吸すると次は喘息の咳が止まらなくなる。次の宿に着くまで苦しかった。しかもその宿は3階に泊まる事になりかなりキツかった。
後からチェックインした中国人も息を切らせながら階段を上がる。再び日本語を話せる女性に電話で助けて貰う。シングルは120元だが安く済ませたかったので40元のトリプルルームで彼等とシェアする事になった。ベッドが3つ並んでいて、電気マットがあるしポットもある。窓を見るとそれは私が望んでいたラルンガルコンパの景色そのものだった。「こんなすぐ傍で見られるとは!」

部屋を出て彼等は用事があるのでとりあえず別れ17時過ぎていたので宿の1階のレストランに入る。私の感覚なのだがロシアっぽい雰囲気だった。特にこれといった理由は無いが。ただ、ここの人達の言葉はどうもロシア語に聞こえてしまう。文字はミャンマー辺りに似ているか?とにかく、あまり安くもなかったが、メニューにビーフカレーにソックリな写真があったのでそれを指差したのだが出てきたのは豚以外の肉の回鍋肉の様なものだった。ちょっと残念だったがまあ美味しかった。食べていたら半分でお腹一杯になる。出されたお湯を飲んで水分補給。

外へ出て辺りを散策。再び息を切らせ途中休憩しつつ歩く。加圧トレーニングってこの道理なのだろうか?酸素が薄いと息が切れると同時に筋肉がすぐに痛くなる。筋トレをしている時を思い出す。

また余計な事を考えつつ寒さに耐え歩いていると絶景を見つける。正直コンパが沢山並んでいる場所よりも平坦な山々が連なっている風景、そして自然の中にある静けさの方が気に入った。しかも遠くの山々は雪をかぶっている。なんて壮大な景色なんだろう。こんな景色を見たらまた感動する景色が減るのだろうか。。。

正直な所、現段階では、ここの人達に興味を感じられない。ここの人達は良い人達ばかりだ。だが「好き」と「良い人と思う事(尊敬とでも言うべきか)」を切り離して考えなくては勘違いを起こしてしまう。
私は松潘のチベット村で出会った彼等2人にもう一度会いたい。ただ、今は情を出したくない。
とにかく明日からゆっくり南下しよう。そんな日記を書いて彼等の毛布の準備をしていたら23時を過ぎた。2人のチベット僧は戻って来ない。遊んでいるのか?。。。そこで私は色んな誤解に気づく。

チベット僧は異性と同じ部屋で眠らないと聞いた事がある。この部屋に着くまで受付でかなり長く交渉をしていた。日本語を少し話せる女性の話も思い出し纏めると、本来なら1人なのでシングル120元しか泊まれないが私が安い方が良いと言いトリプルルームになる。だが彼等が「異性と一緒に泊まらせてはいけない」とトリプルに1人で泊まれる様に交渉した様だ。本来トリプルに1人だと120元になるそうだが、その部分を交渉したのだろう。じゃあ彼が手にしていた40元は?私の宿代なのか?チェクアウトの時に確認しよう。そして1時前になってもやはりチベット僧達は戻って来なかった。

(本日の収支)
昨日の宿代               35元(約560円)
宿からバスターミナルまでのタクシー代  8元(約128円)
宿のレストランにて回鍋肉らしきもの   20元(約320円)
インスタントコーヒー          1元(約16円)

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12月9日(松潘→バルカン 四川省 中国)

(自分のための日記)

朝5時起床。昨日の午後からこの部屋には誰も居ない。
寒さには慣れてきた様だ。りんごを食べて水分補給して魔法瓶にお湯を追加する。
とにかく荷造りをして、荷物削減の為、もう飲まないであろうハーブティーの花々、クリスチャンディオールのデカい化粧用パウダー、茶こしを捨てる。

この宿のシャワーが温くて風邪を引くし、今朝は2段ベッドで頭をぶつけ1人で文句をブツブツ言いながら5時50分にドアを開けると宿のスタッフが立って居た。恥ずかしい。
キッチリ部屋の中を確認された上でチェックアウト、デポジット100元を返して貰う。外の出口まで見送って貰う。

外の細い道に出る。真っ暗で何も見えない。しかし久しぶりに沢山の星を見る事が出来た。感動に浸った後、すぐにiphoneの明るさを最大限にして道を照らす。段差や馬糞が多いので暗い中そのまま歩くのは危険過ぎる。ゆっくり10分程歩いてバスターミナルに到着。チケットをチェックする人など居ない。

そのままバスに乗る。客は少ないと思い2つの席を占領していたらすぐに隣の席の人が乗ってきて渋々バックパックをトランクに入れる。

6時20分バス出発。8時頃になりようやく明るくなる。相変わらず路面が凍結していて少々道も険しいが、この区間は平坦な山々が沢山見えて私としてはワクワクする。
アメリカと中国は似ている様な気がする。どちらも広大な土地があり色んな自然、色んな景色を持っている。そして色んな人達が居る。なんか羨ましいな。
Blake Sheltonの曲を聴きながら景色を眺める。ただし、フロントガラスからしか眺められない。フロントガラス以外の窓は凍っている。休憩時の外の景色はイマイチだったのが残念。

風邪を引いたので飴を舐めたり、昨日買ったりんごをかじったりウィンナーを食べたりして時間を潰す。

14時30分頃バスはバルカンに到着。先ずは明日のバスチケットを購入しに行く。

「色達(SEDA)(現地ではセタやスタと言っていた)」行に乗れば良いがラルンガルコンパのある「五明佛学院」に行くか確認の為、受付の人にiphoneで「明天 五明佛学院」と入力し渡すとそこから話がややこしくなった。受付の女性はキツかったが男性はわざわざ外に出てきて一生懸命教えてくれるが意味が分からない。一度に色んな事を教えてくれようとするのでパニックになった。

宿の客引きが50元と言って来たがとりあえず断りその男性と話を続ける。「五明佛学院まで連れて行ってあげる。」という男性が現れなんて優しいのだろうと思い、冷静になって一応「いくら?」と聞くと「1,000元(約16,000円)」と言われ、「このジジィ」と思い手で追い払う。

受付の男性は優しいのだがややこしくなってきたので「色達(SEDA)でいいの!」と私が言うと他の人も「色達でいいよ!何言ってるの?」と彼を責め、再びチケット売り場の女性にその男性が「セタ!(色達)」と言うと彼女が怒り出し、今度は別の男の人が間に入って来て公共バスに連れて行ってくれて運転手に事情を説明し1元でバスに乗る。

色達行きのチケットは余っているのに何故こんな事になったのだろう。。。とにかく、バスは三家○バスターミナルに到着。運転手に「到了(タオラ 着いたよ)」と教えて貰いとりあえず「謝謝」と言いバスを降りる。

さっきよりももっとこじんまりとしたバスターミナルで受付に「五明佛学院」と見せるとすぐにチケットを発行。ただし行き先が「洛絨」となっている。不安になり「色達?」と聞くと「え?五明佛学院に行きたいんでしょ?」と言っている様だったので安心する。このバスターミナルの上に宿があるので上がって声を掛けると40元と言われ断り、そこから歩いて宿を探すが見当たらない。

1つ見つけたので中に入るが誰も居ない。色んな事が一度に起きたので不安と苛立ちが混ざり風邪で声が殆ど出ないにも関わらず、かすれた怒鳴り声で「Excuse me!!!」と騒ぐとようやく人が出てきた。その人が担当者を呼び出し、彼女に英語で「1晩泊まりたい。」と言うと彼女は中国語でダーっと話し出した。「日本人です。」と中国語で伝えると彼女は「日本人はダメです。」と一蹴し追い出された。

腹が立つ!成都から引き続き親身になってくれる人に出会わない。

結局バスターミナルの上の宿に再び戻る事にした。

同じ女性に合い「やっぱり泊まる。30元でいいよね?」と聞くと他の女性が登場し、結局ここも外国人は不可と言われる。今までの不安と怒りが募り「何でダメなの?why?」と大声で言うとその女性が他のホテルを紹介すると言って紙に書いた。私は英語で言った。「そこはもう行った!外国人ダメって言われた!!!」と言うと彼女は「お金を沢山あげた?」と聞いてきて再び私は怒り出す。

日本語で「何で外国人だめなの?私どうしたらいいの?ちょっと考えてよ!」と大声で言う。宿に居た人達が集まり話し出したがどうやら心配している訳では無く面白くて近づいてきた様だ。ここに居ても何も結果は出ない。

怒った顔のままその場を離れる。最初に対応した宿のお婆ちゃん、最初の段階で言葉が通じなかったら外国人って気づかないのか?1人で「あー!ムカつく!」と街中で声を出す。旅をしだして初めての感情だった。とにかく怖い、不安だ。

不安が募り、トボトボ歩いているとお菓子屋さんを見つけたのでパン2個、チョコレート、山椒の効いた蒲焼と言われるお菓子を購入。4.5元(約72円)と安くて驚いた。しかしこのバスターミナル周辺には宿もレストランも少ない。公安を何度も見かけて不安が募る。

とにかく、もう一度バスターミナルから今日最初に着いたバスターミナルへ戻ろう。同じバスがここを最終地点として巡回している様だったので、バスが来るのを待つ。偶然にも同じ運転手さんに遭遇。iphoneで「不可 外国人 住宿」と入力し見せると分かってくれて元のバスターミナルへ戻る。バスが出発する時に1元を回収するが私が1元札を手にしているのにわざと近づいて来ない。有難う、運転手さん。(後でコッソリ支払おうと思うがまさかの展開で叶わず)

バスターミナルに着く前に運転手さんと乗客の女性に降ろされる。意味が分からない。その女性が三輪車の運転手に3元で外国人が泊まれる宿に行く様に話をしてくれ、とにかく「謝謝!」と言いその三輪車に乗る。すぐにホテル到着。

明らかに高そうな宿だ。「金額は?」と聞いたら分からないと言う。3元を支払いつつも文句を言って降りる。

不貞腐れた子供の様にバックパックを背負いリュックと手提げ袋を両手にブラさげて背中を丸め首を右斜めに傾けて歩く。皆優しいけど、どうしてイマイチなんだろう。念のためにそのホテルに入り、金額を聞く。受付には世界地図があり世界各地の時間が見られるくせに誰一人英語が分からない。「多少銭(いくらですか?)」と聞きなおすと「618元(約9,888円)」と言われた。何も言わずに出て行く。

CHINA POSTを見つけたので、日本行の荷物を送られるか期待せずに行き最初から英語で声を掛けるが「ティンブドン(分かりません)」と言われる。イライラが募り「Nobody can speak English here???(ここは誰一人英語を話せないの?)」と聞くと当然の様に「はい」と言う。「あ~はいはい」と言って外へ。

不安で一杯だ。宿の客引きに声を掛けられる。50元と聞こえた。「有wifi」というのも聞こえた。少し元気になって「40!」と指を4本立てると断られたので先を行こうとすると「まぁ、とりあえず見てみてよ!」と言い、近くに居た女性が案内する。マンションの13階の1室だが、中国にしては綺麗にしているしテレビもあり、ポット、電気マットもあるし何より暖かい。そして久々のシングルルームだ。お湯を確認すると滅茶苦茶熱いお湯が出てきて満足。

「ここにします。」既に17時。ついさっきまでは極寒のバスターミナルのベンチで寝る事を覚悟していたが宿が見つかり、とにかく安心した。荷物を置いて外へ出てレストランを探す。レストランの金額が成都より高い気がする。面類で10元からが多い。とても嬉しかったし風邪を引いているので今日は贅沢をしようとレストランに入るが鍋屋さんに2軒連続で入って少し恥ずかしい思いをする。

定食屋に入って、気づけば安めの卵焼き飯大盛をオーダーしてしまう。ビールも頼もうと思ったがオマケでスープが出てきたのでそれを飲んで我慢する。漢方薬の様な香り。豚肉の脂身をダシにしてネギが入っている、シンプルな味。お腹一杯で満足し、近くのスーパーを散策するが何も買わず。宿近くの売店で水分補給にコーラを買って宿に戻る。

日記を書き、気づけば22時前だったのでシャワーを浴びる。久々の熱湯に感動した。嬉しくて全身ピンク色になるまでシャワーを浴びる。久々に温まる。

今日は雲泥の差を見事に味わった日になった。1時前就寝。

(本日の収支)
バス代                    1元(約16円)
バルカン→洛絨(五明佛学院)バスチケット   64元(約1,024円)
パン2個、蒲焼のお菓子2個入り、チョコレート 4.5元(約72円)
三輪車タクシー                 3元(約48元)
卵焼き飯大盛                 10元(約160円)
缶コーラ                   2.5元(約40円)



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12月8日(松潘 四川省 中国)

(自分のための日記)

朝8時半起床。
風邪も酷くなり鼻づまりも酷いせいで自分のイビキで目が覚め、そしてこれから行く場所での高山病等を心配して夢でうなされ目が覚め、昨日は隣の中国の男性は辛かったに違いない。
それでも彼は「Good morning」と優しく声を掛けてくれた。彼は中島みゆきのファンらしい。

慌ててシャワーを浴びるが、温い。嘘つき!

時間をかけてシャワーを浴び少し身体が温まる。寒い場所で熱いシャワーが出ないのは本当に辛い。ドライヤーが無いので髪の毛を乾かさず、今日の乗馬トレッキングの準備をしていたら約束の10時になるがノック音が無い。ゆっくり他の事をしていると10分頃にノック音がした。例の妹では無く男性が立っていた。どうやら外で待っていた様だ。慌てて外へ出るとその男性は乗馬のスタッフでは無く、外で馬2頭と一緒に居る女性がスタッフの様だ。

ここまで馬を連れてくるとは思わなかった。山の傍まで馬を引いて歩く。
1人で馬にまたがれず助けて貰う。馬2頭は紐で繋がっていて先頭にガイドが乗る。最初に私を馬に乗せたまま彼女は消えてしまう。先頭の馬が歩き出す。「馬が全ての道を知っているのかな?スゴイ!」と感動していたらガイドが慌てて戻って馬を引きとめた。どうやら私の勘違いだったようだ。

トレッキングが始まって10分ぐらいで山々の素晴らしい景色を見る事が出来た。ガイドは煙草を吸いながら馬を歩かせる。ラスベガスの時より急な坂を上ったり、しかも地面が凍って馬が脚を滑らせるので片手にカメラを持つ事は殆どしなかった。ボケっと乗っていると落馬して崖から落ちそうだったので慎重に乗る。
山が段々畑になっているのかと思ったらそれは馬の通り道だった様だ。茶色い山に雪のかかった白い山、両方見られて嬉しくなる。私の好きな景色だ。

1時間半ぐらいしてチベット村らしき場所に到着。多分ここで少し休憩の様だ。とりあえず歩いてみるがレストランや売店の様なものは見つからずお寺と沢山のマニ車しか見当たらない。そしてトイレも見当たらない。チベット僧らしき男性と目が合う。とても純粋そうな人だ。彼に頭を下げトイレを聞くが分かって貰えず、取りあえず門の中をくぐり中で探すがどうも無いし人が見当たらない。もうダメだ。沢山フンが落ちている場所を見つけて建物の影に隠れて用を足す。こんな事小学校以来してなかったので少し罪悪感に駆られる。

ここには楽しむ場所は無さそうだ。

馬の場所に戻ろうとすると、再び純粋そうな男性に合う。頭を下げると隣には私の知り合いに雰囲気が似ているチベット僧らしき男性が笑顔で立っている。中国語で話しかけられるが日本人である事を説明すると彼は「よし!」という日本語を言った。

私が会う中国人は殆どの人が必ず「よし!」「メシ!」を知っている。何故なんだろう?

「チーファン?(ご飯?)」と言って来たがガイドを待たせている事を何とかジェスチャーで言うと分かって貰えたが私が寒そうにしていたので再び「チーファン」と言って部屋に入る様に言われ何の抵抗も無く入った。ここはきっとお金はある方なんだろう。家の中は私にとって憧れる内装だった。上手く表現出来ないが。電気コンロみたいなもので暖を取る。熱いぐらいに温まる。お腹も空いていたのでご飯も頂く。ただ、期待外れで茶碗に灰の様な粉を入れ、白いココナッツのスライスの様なもの(ココナッツでは無い)を入れお湯を入れて混ぜる。牛か何かの角が入っているとジェスチャーで言われた。少し食べ辛い臭いがする。そのまま飲んでみた。「美味しい?」と聞かれ頷くが美味しくは無かった。早く飲み上げようと半分ぐらい一気に飲むとお湯を追加されてしまう。
それから硬い円盤型のパンが出てきたが硬すぎて手で割れない。彼が笑いながら手で割って茶碗に入れてくれた。

パンはお湯で溶かして食べるのか。。。美味しくは無かったが心がとても温まる料理だった。なんと普通に優しい人達なのだろう。もっと話したかったがさすがにガイドさんも待ちくたびれているかもしれないので「ガイドさんが待ってるから行きます、再見!」と言って2人の写真を撮って外へ。

マニ車の前で女性に合い、マニ車の回し方を教えてきたので足早に一緒に着いて行く。まだまだ先は長い様だったのでキリの良い所で「時間が無いので。。。」とお礼を言って別れる。

馬の場所に戻るとガイドさんはすぐに「行きますよ。」と言い、すぐに馬に乗って同じ場所を通って戻る。平坦な道になってカメラで写真を撮る。素晴らしい景色。ここは冬に来る観光客が少ない=馬も公道を走っていない様で私が馬と共に公道に出てくると皆笑顔で見ていた。

14時頃に宿到着。一度部屋に戻り、バスターミナルへ行きバルカン行のチケットを購入。色達行のチケットが無いか見ていたらバスターミナル前で声を掛けてきた男性が再び現れチケット購入を手伝ってくれた。大変助かった。お礼を言うと彼等は今から滝や湖を見に行くそうで誘ってくれたが明日のために体力温存したかったので断った。

長城付近の通りへ向かう。レストランは少し高そうだ。屋台で円盤型で中に高菜、ネギ、唐辛子、牛肉ミンチが少し入っているパンを揚げた様なものが売られてあり5元だったので購入し食べる。明日のバスのためにリンゴとクッキーを買う。リンゴにはオマケで小さいミカンが付いてきた。スーパーへ行きカップラーメンを購入し宿へ戻る。宿の人にお湯を貰いカップラーメン、リンゴ、クッキーを食べる。

明日朝早いのでシャワーを浴びようと入るが今朝より湯量が減り、しかも温い。うなったり身体を動かしながら何とかシャワーを浴びるがずっと鳥肌が立っていた。ホットウォーターって言ってたくせに!

電気マットをつけベッドに潜り暖を取る。


(本日の収支)
松潘→バルカン行バスチケット   110元(約1,760円)
円盤型の揚げ物           5元(約80円)
リンゴ4個             11元(約176円)
クッキー10枚ぐらい        4元(約64元)
牛肉面カップラーメン       3.8元(61円)


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12月7日(成都→松潘 四川省 中国)

(自分のための日記)

朝6時前に起床。夜中に慌てて松潘の宿の予約を取るが地図が拾えない。

私は2段ベッドの下段で寝ているのだが、上段の中国の男性が寝返りを打つ度に異常に揺れて怖かった。
このベッドは手作りなのか?昨夜、彼が帰って来た時に上から異臭がした。本当に臭かった。何故こんな異臭が作られるのか疑問に感じた。

適当に荷造りをして、部屋を出る。案の定、廊下から階段まで真っ暗だった。ゆっくり階段を降り、ロビーを見るとそこも真っ暗で誰も居なかった。足元を確認しながら外へ。地下鉄へ向かい7時過ぎ発の茶店子バスターミナルへ向かう。
7時の地下鉄は人が少なく2駅ぐらいですぐに座る事が出来た。30分ぐらいで茶店子バスターミナルに到着。

地下鉄から階段を上り外へ出ると湯気が見え思わず屋台で小包子とお粥を注文し椅子に座る。
小包子と甘いお粥の相性が良い。10分程で食べ終えてすぐにバスターミナルで荷物検査をしチケットを見せてバスターミナル内に入る。
バスは未だ来ていなかった。不安になった頃にバスが到着。傍に居た男性にバックパックをトランクに入れて貰い乗車。異臭がする。何の臭いだ?生ゴミの様な臭いだ。気分が悪い。

8時30分バス出発。

クラクションを鳴らしながら走っていく。霧で遠くが見えない。少し時間が経ちすぐに山々が見えてくる。一部の川に大規模な土砂崩れの跡があり、水が全く通っていない箇所もあった。立て看板に「四川省大地震」といった字を書いてあったので地震の跡なのだろう。色んな所に土砂が崩れた跡が見られる。
休憩時間になりトイレへ行くと1元も取られる。高い。
少しお腹が空いたので茹でたトウモロコシを買って食べるが全く味が無かった。後ろの席の男性が何回も立ち上がって私の席の頭上辺りに肘を置く。その都度髪の毛が引っ張られ痛くてとても苛立った。
隣の男性は私の席まで足を出していてのんびりは出来なかった。

この辺りの山々は中国らしい山ばかりだ。松潘に近づくと山の雰囲気が少し変わる。長城がいくつか見えてきた。バスが泊まり半数以上の人が降りるのでスタッフの人に「ソンバン?(松潘)」と聞くと適当に頷く。少し心配。だったが下車した。14時半頃。

今日泊まる宿はバスターミナルのすぐ近くだそうだ。それなら私でも探せるだろうと暫く探すが見つからない。途中でベンチに座り持っていたウィンナーを食べて休憩。太陽があたると暑いが日陰に入ると寒い。ここは寒いと思っていた成都よりもっと寒そうだ。

その後すぐに宿探しを再開するが宿が見つからないので諦めて他の宿に入って尋ねる。
1軒目、とても親切な対応で部屋もぼちぼち良かったのだが1泊100元で値下げは出来ないと言われたので却下。wifiを借りもう一度私が泊まる予定だった宿の地図をさがす。トリップアドバイザーのサイトに今夜泊まる予定の宿の地図が載っていたので確認する。ここから1分ぐらいだ。それを知ると気持ちが元気になりすぐにその地図の方へ向かう。
しかし全く看板が見当たらない。その周辺を歩き回るがやはり宿が見つからない。

もう一度1軒目の宿の傍へ行きwifiを拾いgoogle mapで宿を検索するとようやく表示されたのだが、どうやら私はバスターミナルの手前で降ろされた様で、バスターミナルはもっと先の場所だった。
そして、トリップアドバイザーの地図が間違っている事が分かった。ややこしい。

段々寒くなってきた。何とか頑張って歩いて宿の看板を遂に見つけるもシャッターが閉まっている。
隣のマッサージ屋さんに尋ねてみると(その場所は未だ先)と言っている様で歩くが見つからない。どこにある?

既にバスターミナルも通り過ぎたのできっとここには無いだろうと引き戻すとさっきの看板の前に女性が立っていて英語で「日本の方ですか?」と言った上で名刺を出してきた。「Emma's guesthouse」、今日私が泊まる予定の宿の名前だ。エマという人が英語が得意らしくこの名刺に「Emma」と名前があったので彼女が英語を話せるのだろう。17時頃になってやっと宿を見つけられた。興奮して彼女に英語で色々と喋る。17時頃。

部屋に案内して貰う。4人1部屋のドミトリーだ。トイレ、シャワーは同じ部屋の中にある。
聞いてもないのに彼女が「ホットシャワーが出る」と言っていたので安心した。
中国人男性が既に居たが彼以外は誰もいなかった。

彼女に乗馬トレッキングに参加したい旨を伝え、どんなコースがあるのかを聞くと彼女の英語に違和感を感じた。
彼女は殆ど英語を理解していなかった。よくよく話を聞くと彼女はエマの妹だという事が分かった。
話が上手くかみ合わない流れでその宿のレストランで夕食をとる事となる。

閉まっていたレストランを彼女が開ける。メニューを見るとどれも金額が高い。
ハンバーガーが20元(約320円)と他の料理より安く、ハンバーグを久しぶりに食べたかったので注文。

するとそのハンバーガーを作っているのはエマの妹だった。

乗馬トレッキングの件は話が全く通じず、その妹がエマに電話してエマが電話口で私に英語で説明してくれた。
乗馬トレッキングは1日ツアーから3日ツアーなど色々あるそうだ。エマから何日行きたいか聞かれたので「3日ツアーがいい」と言うと「寒い時期でガイドが可哀想。」と言い出したので、もしやと思い尋ねると、やはりオフシーズンなので誰一人参加者が居ないそうだ。という事で1日ツアーを申し込む。エマから妹に乗馬トレッキングを手配する様伝えてくれるらしい。

エマは休暇中なのだろうか。妹が殆ど一人で全ての事をやっていた。

暫くしてハンバーガーが出てくる。本当にハンバーガーのみでサラダやポテトなどは全く付いてなかった。
ハンバーグは焦げていたが、意外と美味しかった。

食事を終えてすぐに部屋に戻る。とても寒い。部屋の中はきっとマイナスになっているに違いない。
電気マットの電源を入れベッドに潜り込む。それでも寒い。外に出られない。

20時前、エマの妹が部屋に入ってきた。明日の乗馬トレッキング、10時出発。所要時間約5時間で220元との事。
私はその話をベッドの中に潜ったまま聞き、ベッドの中から220元を支払った。

それから結局何も出来ずに眠ってしまう。

(本日の収支)
朝食 小包子、お粥       6元(約96円)
昼食 トウモロコシ       6元(約96円)
宿のデポジット       100元(約1,600円)
Emma's guesthouse2泊分 100元(約1,600円)*実際は90元。10元はHostelworldへ支払済
夕食 ハンバーガー  20元(約320円)
明日の乗馬トレッキング代  220元(約3,520円)


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12月6日(成都 四川省 中国)

(自分のための日記)

9時頃起床。
明日こそはここをチェックアウトしてどこかへ出発したい。

起きたままベッドでパソコンを見ながら色々と検索する。
干していた洗濯物を取り入れる。
ランチの時間も惜しくなりバックパックに入っていた八宝粥の缶詰を頂く。お腹一杯。

「とりあえず列車でトルファン→フフホト→上海。その後飛行機でカトマンズ。」

という事に決め、チケットを買いに成都駅へ向かう。14:00過ぎ。

その前にずっと荷物になっているB4サイズの手提げの紙袋(家族と会社に送る物が入っている。)をそろそろ手放したくて宿近くの「中国郵政CHINA POST」へ向かう。

前回google mapで検索して行った中国郵政は窓口が見当たらなかったので、今回はgoogle mapで中国郵政と共にEMSの表示もある場所を探して行く事にした。

EMSの表示があれば確実に日本に送る事が出来るし英語を話せる人が居るだろう。

歩いて20分。着いたと思えばそこは集配所で全く取り合えって貰えず。「向こう」と言っている様なのでとりあえず向こうへ歩くとEMSの看板を発見した。良かった。

中に入るとそこも窓口らしきカウンターは無かったが、とりあえずスタッフが話しかけてきた。

そして、やはり英語は全く通じなかった。。。成都は都市部のくせに英語を話せる人に殆ど会えなかった。そのくせ冷たくて気取っている。嫌い。

北京なら英語を話せなくても一生懸命理解しようと努力するのに、成都はその努力が無い、それ故想像力も無い。そして上から目線で話して

「ティンブドン(解らないのね)」

と毎回毎回同じ言葉を言われ、笑われる。本当に腹が立つ。

(昆明は優しかったが)昆明、成都でこれなら解るだろうと思われる言葉「レストラン」「トイレ」「シャワー」「ホテル」が通じない事がしばしばあった。
*ちなみに、昆明と成都ではトイレを「W.C.」と言う方が通じる確率が高かった。

EMSを取り扱っておいて何故英語が解らない?せめて相手を理解する努力をしろよ!と強く思う。
本当に態度から何から嫌な奴だった。

結局B4サイズの1kg程の荷物をぶら下げたまま成都駅へ向かう。

そこから大通りへ向かい歩いていると駅を見つけた。地下鉄だと思い行き先をチェックするが駅名が何か違う。
成都にもモノレールがある様だ。

少しショックを受けながらもgoogle mapのGPSを拾いながら地下鉄の駅(牛王○駅)へ歩いて向かう。

そこまでお腹がもたず、コンビニに入って安い食べ物を物色する。
真空パックの袋の表面にトウモロコシのアニメが載っていて6cmぐらいのウィンナーの様なものが入っているのが中国で人気があり(他に色んな種類アリ)1元だったので購入。外に出てすぐに食べる。

ウィンナーにトウモロコシの粒が3個~5個ぐらい入っていて美味しかった。

その後駅に到着。

牛王○駅line2→天府広場line1→火○北站

16時頃駅に到着。
iphoneのメモ帳に
「12/8成都→吐魯蕃11:20発 硬臣人(←本来は『硬臥』が正解) 下」
と入力し列に並ぶ。その時色々と迷いが生じる。
そして窓口に立ちiphoneを見せると「没有」と言われ、別の時間帯の軟臥なら有ると言われるが硬臥の倍近い金額だったので断る。

窓口から離れ考える。確かトルファン→フフホトは寝台が既に売り切れていた。という事はトルファンまで当初の倍額支払って行ったとしてもフフホトへ行けない可能性がある。硬座という90度から何も変化しない椅子に1日以上座る決意があれば別の話だが。。。

とりあえず、もう一度列に並び明後日の分で検索してそれでも私の望んでいるチケットが無ければ諦めよう。

結局明後日も別の時間帯で高い分しか無かったので諦めた。

そして再び考える。私がこういう時に思う事はこうだ。

「安い事を選ぶと何か発見がある。自分が今居る場所の近くに探しているものがある。」

という事で、ラルンガルコンパが浮かんで来た。

トルファン、フフホトはどこかで出会える景色だと思うがラルンガルコンパは出会えない様な気がした。
成都の茶店子バスターミナルに掲示されていたバス路線図とそれに伴った各地の写真の中にラルンガルコンパはあった。「あれ?こんな近い所にチベットみたいな場所がある。」

こうやって旅人達は行きたい場所を見つけていくのだろう。

とまあ色々考えて、先ずはラルンガルコンパより前にある「松潘」で乗馬(というよりホーストレッキングと言うべきか?)をして来よう。

茶店子バスターミナルは地下鉄と直下している。
その前に17時近かったのでとりあえず、成都駅近くで小包子を頂く。
タレがついてなかったがそのままで旨かった。そこでは湯豆腐が作られていて湯気が立っていて美味しそうだったが我慢した。

食後、地下鉄に乗って茶店子バスターミナルへ。ここへ来るのは2回目だ。

窓口へ行きiphoneに「明天 松潘」と入力し窓口の人へ見せる。
客向けにパソコンの画面が見られる様になっているのだが2つ時間帯があったので指を2本立てるが通じない。
困っていたらその窓口の人が

「Can you speak English?」

と言ってきた。良かった。

「2nd one, please.(2番目のチケットをください。)」

ようやく明日の行き先が決まった。

お腹も一杯のはずなのに嬉しくて、外を出て隣の『徳克士dicos』へ行きミニソフトを購入し食す。

地下鉄に乗り春○路駅で降り、今まで何度も通った街並みに別れを告げる。
三日月が綺麗だったのでカメラでズームして何度も撮ったりもした。

今日はトイレの心配もあり全く水分補給をしなかったせいかとても喉が渇く。
宿の近くのスーパーへ行き、一番安いビールとミニッツメイドのマンゴー味、カップラーメン、黒糖話梅(飴)、そして明日のバスのお供に昼間にも食べたウィンナーをいくつか購入。

宿に戻り、いつもの場所でカップラーメンを食べビールをいつもより早く飲みパソコンをいじって今日は早めに3階の部屋に戻り荷造りをする。未だ誰も帰って来てない、と喜んでシャワーを浴びたりして部屋に戻ると男女2人組が帰って来ていて女性が私のバックパックを触って中国語で何か言ってきた。

「え?あの。。。」

と私が返すと彼女は私が日本人である事を知っていて英語で話した事があるくせに

「Can you speak English?(英語は話せますか?)」

と言って来た。ホント、いちいちムカつく。これが中国人の悪い所であり良い所だ。
簡単に言うと無神経なのだ。だからこそ、ストレス無く相手を思いやれるし無神経だからこちらも余計な配慮をする必要も無い。お互いにストレスが少なくて住みやすい場所なのだが私は日本に長く住んで居たので、馴れ馴れしい事をされたり配慮の無い態度を取られると腹が立つ。

正直、彼女より私の英語力の方が遥かに上だ。こういう時は

「Sorry, but Can you speak English?(失礼ですが英語は話せますか?)」

など一言付け加えて欲しかった。。。とは言え、単に私が彼女を嫌っていただけかもしれないが。

23時前にフロントへ行くといつもの男性は居なく、いつもよりもっと英語を話せないスタッフが居たのでiphoneで筆談する。明日6時にチェックアウトしたいがきっと誰も居ないと予測していたので先にデポジット100元を返して貰おうと思っていたのだ。難なく100元返して貰い

「キーカードはカウンター上に置いて行って」

と言われた。

結局、部屋の皆が煩すぎて1時過ぎに就寝。

(本日の収支)
デポジットの返還            △100元(約1,600円)
玉米熱狗腸(←ちょっと字が違う)       1元(約16円)
地下鉄(宿の近くから成都駅まで)      3元(約48円)
成都駅近く 小包子7個入          6元(約96円)
地下鉄(成都駅から茶店子バスターミナル)  4元?(約64円)
茶店子バスターミナル→松潘 バスチケット 115元(約1,840円)
徳克士 ミニソフト             3元(約48円) 
地下鉄(茶店子バスターミナル→春○路)    4元?(約64円)
スーパーにて
ミニッツメイド マンゴー味         2.8元(約45円)
瓶ビール500ml              2.5元(約40円)
黒糖話梅 キャンディー            6元(約96円)
1口ウィンナー 7個             7元(約112円)
牛肉面 カップラーメン           3.6元(約58円)
手提げ袋                   2角(約3.2円)

*2,000元キャッシング



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12月4日(成都 四川省 中国)後日、校正追記予定

(自分のための日記)

9時半起床。シャワーを1時間浴びる。シャワーは初日の湯量より半減したので風呂場の寒さに耐えられずシャワーが完了するのに1時間以上かかる。
最近特に何もせずに過ごししていたので、洗濯などをしてみる。

ここには偶然にも洗濯機があり、しかも3元(約48円)と安い。*通常ホステルでは10元が多かった。

昨日交換して貰った1元玉3枚を投入し赤い小さいボタンを押すと洗濯開始(30分)。
先日手洗いした洗濯物でイマイチな物も再び投入。
衣料用ハイターを発見したので汚れの落ちない白いTシャツをつけてみたが汚れがピンク色に変色してしまった。

待っている間、1階ロビーに降りて昨日の余りの餡子を混ぜたパンを食べながら、お湯を沸かしてお茶を飲みブログをしながら待つ。

30分経過したので前回の乾いた洗濯物を取り入れ、洗濯物を干す。
やはり洗濯機の方が絞りが強い。

12時半頃外出。今日は霧?が凄い。
パンダを見に行こうとバス停へ行くがよく分からず断念。
再び繁華街まで歩いていくと「包子」という看板の所に美味しそうな肉まんが見えた。
すぐに店員さんの後ろのメニュー表の写真を撮って店員さんに怒られるが、その写真を見せて指を差したら状況に納得して貰い笑顔が返って来た。

「鮮肉包」を指差したが「芽菜包」の方が出てきた様だ。
どちらにしろ美味しい!しかも1元だ(約16円)
日本で見る肉まんより小さかったが中身はもちろん皮の生地が美味しくて仕方無い。

「今日は辛いものは食べたくない!」

そう思いながら30分かけて繁華街まで歩いていく。

繁華街に着き、以前から目をつけていたお店に入る。
入口で色んな包子を蒸していて沢山の湯気が出ている。この湯気が食欲をそそる。
小包子6個入りを指差して頂く。

席につき、タレが無いと思えばセルフサービスだった。

唐辛子を沢山入れてタレを作り早速頂く。
生地も肉も最高に美味しい!
ここには蒸し器で一緒に温めてある豆乳があり、どうしても飲みたくなりそれも購入して隣の唐宋美食街へ行き、高価そうな椅子に座ってゴクゴク飲みつつうwifiで今後の行き先について悩む。

気づけば15時を過ぎてしまい、慌てて歩いて宿へ戻る。

昼食が少なかったので再びお腹が空いて来て通りすがりのお菓子屋さんへ行ってしまう。

並んでいても店員も客も無視して好き放題だ。段々腹が立ってきたので英語で「this, ONE!」という風に言うと怒りが伝わったのかすぐに言う事を聞いてくれた。
結局、どれも美味しそうで色んな物を少しずつ買ってしまったが。。。
宿に戻るには早過ぎるかと思い、今日は他の道を通ってみた。

所々の大きい交差点では公安の人達が(ある交差点では10人ぐらい居た様な)交通整理をしていた。
とても交通マナーの悪い中国だが公安が立ちはだかるとまあまあ急ブレーキをかけて止まったりするから面白い。

途中、インテリア屋が並ぶショッピングセンターがあった。色んな照明、特にシャンデリアがあった。
日本でも普通のインテリア屋に色んなデザインのものが買えたらいいのに。。。

結局、特に面白いものも見つけられず、17時過ぎたので夕飯を食べる。(夜は宿から出ない様にしているので海外に来てから夕食は早くなった。)

「微麻」と書かれた少し辛いスープに入ったワンタン。
赤いスープに唐辛子、ラー油、胡麻、青菜、葱、ニンニク、挽肉入りのワンタンが入っている様だ。
辛くて痺れるが美味しい。しかし、すぐに後悔の念に駆られ、翌日になれば再び食べたくなるのが恐ろしい。

辛いものを食べると甘いものが食べたくなる。。。が、今日はお菓子を購入済だ。

という事で近くのスーパーでインスタントコーヒーを買おうと思うが最近の思考能力の低下具合を懸念し、気づけば500mlの瓶ビールが2.5元(約40円)だったので購入して宿へ戻る。ちなみにここは常温のビールしか無かったが成都は寒いので調度良かった。(冷えたビールとあまり変わらない)

1階ロビーのいつもの席でwifiを拾い、iphoneとノートパソコンを使って次の場所を検討する。
自前の栓抜きでビールを開けて飲む。そしてお菓子屋で買った小さいシュークリーム2個、パイナップルケーキ、餡子を練りこんだドーナツの様なものを3個食べる。。。気づけば食べ過ぎた。

最近のレシートもノートに記入して破って捨てた。

12時過ぎ就寝。

後日校正追記予定

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12月5日(成都 四川省 中国)

(自分のための日記)

朝9時30分頃起床。昨日も過去の人達が夢に出てきた。

明日にはどこへ行くか決め、ここを離れなければならない。
昨日、今後の行き先をインターネットで調べていたら2時頃に寝てしまった。
今朝、早起きをして7時前発の公共バスでパンダを見に行こうと思ったが結局諦めた。(公共バスだと、ここからパンダの場所まで2時間かかるそうだ。)

昨日の朝に洗濯したものが乾いているか確認しに行き乾いていない事を確認、顔を洗い歯を磨く。

とにかく1階のロビーのいつもの席に座り、水筒にお湯を入れてお茶を作り、昨日買ったお菓子を食べる。
薄いパイ生地にドライレーズンと胡桃が入っているスポンジケーキと生クリームをサンドしたお菓子だ。大きいし意外とお腹一杯になる。

そして再びノートパソコンから現在自分が行きたい場所、トルファン、フフホト、ラルンガルコンパについて調べる。

現在の予定として12/23にネパールへ行こうと思っている。
ネパールには私の知り合いが紹介してくれたネパール人が居て案内して貰う予定だ。

ただ、スカイスキャナーで飛行機を検索しているがネパール行が思ったより高い。
現在安くてほぼ都合良い航空券で36,000円はかかる。

これに成都→フフホト(要乗馬)→トルファン(要乗馬)→ラルンガルコンパ→松藩(要乗馬)→成都

以上のルートが出来るか不明だが、ラルンガルコンパまではそれぞれ移動に2日以上かかる。そうなると列車でも通常の席では無く寝台を選ぶ方が良いだろう。

そして、同じ事を言うがネパール行の航空券で安いものが見つからない。
まあまあ都合良いチケットで成都発になる。
フフホトから北京へ抜けて北京発、中国から船で韓国へ行き韓国発、、、インド発、タイ発、マレーシア発等色々見ているが結局30,000円以上はかかる。

世界一周へ出発して無意識にルートを考えたりしていたが、今回は少々行き詰まり、改めて

旅のルート作りの重要性
を思い知った。

ルート作りなんて自分のためにやっている事だ。だが、結構なストレスになる。

決められない。選択出来ない。行動できない。

ルート作りの為に同じ場所での滞在日数が増え、決断出来ない自分に嫌気がさす。

色々と調べていたら15時を過ぎたので、バスに乗って成都公安出入境管理局へ向かう。
*フリービザで中国を入国すると15日の期限になるが、中国に長居したくなりここでビザ30日延長の申請をし本日がビザ受取の日だった。

今日は少し温かい。暑いのでダウンジャケットを脱ぐと半袖一枚になってしまった。
あの中国人達が少し驚いてこっちを見る。面白い。

出入境管理局の3階に行くと来客ゼロ。

受付に受理証を渡し160元を支払う。
A4の紙数枚に私の情報が載っている様だったが少しだけ確認してサインをした。
すぐにパスポートを返して貰い、先ず自分のパスポートであるか?ビザの紙は貼られてあるか?名前、有効期限に間違いは無いか確認した。

その後、申請時にお世話になった男性の所へ行ったら彼は私に気づいていたのか既に日本語の辞書を出して一生懸命カタコトの日本語を話す。可愛いらしい。

私は彼にラルンガルコンパは現在外国人に開放されているか確認したかったのだが彼はそんな事を全く知らなかった。そういう事は結構よくある、この中国では。日本と中国の仲が悪いと思っているのも一部の人だけだ。

彼が英語で、仕事に使う日本語について2つ聞いてきたので紙に書いて教えてあげた。

「写真を撮るのでカメラを見てください。」「座ってください。」

こういう時に限って日本の本を持っていない。こういう人にプレゼントしたいのに。とにかく頑張って欲しい。

今日インターネットで調べていた時に

「成都の伊勢丹に”和幸(わこう)”という日本のトンカツ屋があって美味しかった。キャベツ、ご飯おかわり自由。予算1,000円~。」

という口コミに何故かヒットしてしまい、昼間からずっと日本らしいトンカツ、そして味噌汁、ご飯を食べたくて仕方なかった。

出入境管理局を出てメイン通りへ向かって歩いていると、ずっとその事で頭の中で葛藤した。

「中国なら1食160円で充分なのに1,000円も出して自分の首を絞めるのか?!そもそも最近財布の紐が緩くなってるから知らない内に出費がかさむんだろ?!」

「けど、1,000円で今後頑張れるなら。。。」

と色々考えていたら”Familymart全家”を見つけたので入ってみる。
ここはかなり日本らしいものが入っている。中華だがお弁当もあるし、、、おにぎりがある!
しかも2.5元(40円)でトンカツへの思いを断ち切れるなら安いし、おにぎりが食べたい。

「肉松沙拉」

と書いてある。裏の食材表記を読んで「きっと大丈夫だろう。」と思い購入。

そこにカウンターがあるので、そこですぐに食べた。温められすぎて海苔で上手く包めなかったが。
ツナマヨネーズの味と似ていた。美味しかった。

それから、10分ぐらい歩いて伊勢丹に着く。とりあえずエレベーターで上に上がり「和幸」というお店を探す。入口のメニュー、サンプルを見て考え込む。他の日本料理店も見てみる。

やっぱりトンカツと味噌汁、御飯が欲しい!

それからエスカレーターを使って地下へ降りて即席の味噌汁が無いか探すが見つからなかった。

隣のイトーヨーカドーにも入って、、、ようやく諦めがついた。

「今日は安いディナーにしよう!」

この前偶然見つけた屋台へ向かい、涼面と豆花を頂く。合計6.5元(約106円)
どちらも舌が痺れて辛い!鼻水が止まらないのでティッシュで抑えながら食べる。

辛いものを食べると無性に甘いものが食べたくなる。とにかく歩いてホステルへ戻る。

ホステルの近くのスーパーへ入り、インスタントコーヒー1元(約16円)を購入して大人しくホステルへ戻った。
そして今後のルートを決めるため延泊を決め、受付の人に「明後日までステイしたい。」と告げ25元支払う。

現在、21時50分。
今からシャワーを浴びて、もう少しパソコンで色々と調べ物をしたいと思う。

今、傍でクチャクチャ音を立てて食べている人、デカい声で喋っている人達が居る。
これには、なかなか慣れない。

(本日の収支)
バス代 2元(約32円)
ビザ30日延長申請費用 160元(約2,560円)
Familymart全家 おにぎり 2.5元(約40円)
ディナー 涼面 3.5元(約56円)
     豆花 3.0元(約48円)
     *揚げピーナッツ、山椒、唐辛子、葱、高菜漬の様なサヤエンドウの様な物、モチモチした豆腐
インスタントコーヒー 1元(約16円)
ホテル1泊延長(12/6分) 25元(約400円)


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11月11日(ホイアン→ハノイ ベトナム)

(自分のための日記)

7時頃起床。
シンさんは寝ていたので、少し考え、彼をそのままにして階下で朝食を頂く。
今日はパンとオムレツのセット、水を注文。
パンはフランスパンだが少し湿気がある様だった。
オムレツはフライパンでそのまま平たく焼いた丸いオムレツが出てきた。
オムレツは玉葱とトマト入り、塩コショウが効いていて意外と美味しかった。

昨日シンさんと何軒か旅行会社を回ってホイアン→ハノイ行のバスの料金を聞いて回ったが意外にも私が泊まったホテルの金額が最安値だったのでフロントでチェックアウトと共にバスの予約をした。

*記憶が定かでは無いが、200,000ドンが相場で安い所で180,000ドン(夜発の方が高い。昼発でも夜発でも到着は翌朝同じ時間)、このホテルは確か160,000ドン

本日13時30ホテルピックアップ、翌朝7時頃ハノイ着。

部屋に戻ってパソコンをいじっているとシンさんが起きた。
既に朝食を食べた旨を伝えると残念そうにしてシンさんもATMへ行くついでに朝食を食べに出かけた。

シンさんは今日、ダナンへ向かう。

シンさんが朝食から戻ってきた。

シンさんもここのホテルでダナン行のバスを予約したらしい。ピックアップの時間は13時30分。

もしかしたら同じバスなのかも?

出発まで少し時間があるので一緒に外へ出る。今日は残念な事に快晴。
昨日より開いているお店が多かった。屋台も多くあったし、レンタルバイク屋もあった。
ホイアンの屋台はドーナツ屋が多い。西洋の雰囲気を出したいのだろうか?

やはり晴れている方が景色を遠くまで眺める事が出来て良い!
統一された黄色い壁の色も一層引き立つ。

もう1日居たかった。

ランチを食べようと何軒か回るがどこも金額が高い。

そんな中で(青空レストランだが)カオ・ラウとコム・ガーしか置いていないレストランを発見し、シンさんはコム・ガー、私はカオ・ラウを注文する。
ここのカオ・ラウは生レタス、ライスペーパーを1口サイズにしてカリカリに揚げたもの、豚肉、コシのある麺、甘辛いソースがかかっていて、これもとても美味しかった。

食べていると、豆腐売りの人が現れ試食をさせて貰った。
ここの豆腐は甘いジンジャーの様なソースがかかっていて意外と美味しかった。
私は中国の永和大王の小豆がかかった豆腐を食べたくなった。

そばで何か撮影が行われていた。
男性は麦藁帽子に蝶ネクタイ、ベストを羽織ってオシャレな自転車に乗り、赤いドレス風のアオザイを来た女性の元へ向かって行く。

食事を終えて、シンさんがスタッフらしき人に声を掛けた。

「Famous person?(有名人ですか?)」

どうやら、撮影されていた2人は結婚する予定で、結婚に向けての写真集を作成していたらしい。
ベトナムではこれが流行っているそうだ。
予想してなかった事なので思わず笑ってしまう。

その後、絵を描いている日本人男性に声を掛けられた。
(名前を忘れたが)オススメのレストランがあるらしく、そのレストランが市場寄りに移転した事を教えてくれた。シンさんも行きたかったお店の様だ。

13時近づいていたが、シンさんと市場へ向かった。

歩いている時、右手に見える茶色い川と向こう岸にある黄色い建物を見てうっとりしてしまう。

「ここだったら住んでも良いかも。」

作られた街と言えばそうなのかもしれない、けど何故か落ち着く。
客引きもしつこすぎないし、当日見かけた外国人観光客は素直にここを観光している様だったのも好印象だ。
東南アジアは悪ふざけに来ている外国人が多い様に感じるので、観光している外国人を見ると安心する。
そして、この川から向こうの景色を眺めていると建物等は全く違うのに何故か湯布院を思い起こしてしまう。

市場に辿り着いた。この市場もホイアンらしく整然としていて気に入ったが観光の時間ナシ。
とにかく市場の中を足早に歩いていく。
ホテルの近くに日用品店があったので入ってバス内で食べるチョコチップクッキーを買う。

13時30分ホテル到着。既に迎えのバンが来ていたらしく呼び戻して貰い慌てて乗車する。

迎えに来たのはいつも通りバン。それに乗ってバスターミナルまで行き、スリーパーバスに乗るのが通常だ。
10分ぐらいして食堂の様なバスターミナルに着く。
バックパックを荷物置き場に置いていると、シンさんが日本人らしき2人組と喋っている。
2人は昨日だったか、レストランで知り合ったそうだ。1人はレストランに客として来た旅人、もう1人はそのレストランで働いているそうだ。レストランで働いている彼もホイアンに観光で来た時にここを気に入ったらしく職を見つけて現在ホイアンに住んでいるそうだ。やはり、一目惚れしてしまう場所なのだろうか??

20分ぐらい経っただろうか、14時頃バスが到着した。スリーパーバスでは無かった。
結局シンさんも同じバスに乗った。現地の人も乗る普通の公共バスなのだろうか??
シンさんは現地の人に捕まって一緒に会話をしていた。

1時間ぐらい経過してダナン到着。ダナンがこんなに近いとは知らなかった。

バスから降りて外に出たシンさんに手を振って別れる。

ダナン。シンさんは橋で降ろされたのだが、その先を進むと橋の上に沢山の大理石のオブジェが並んでいた。シンさんは気づいただろうか?

その後、トイレ休憩になったのでトイレに行き、バスでチョコチップクッキーを1袋食べたのでコーラを飲みたくなりコーラを購入しようとお婆ちゃんに金額を聞くと

「20,000ドン(約100円)買いたくなきゃ結構」

と言う。通常は10,000ドンだ。こういう場所でも15,000ドンなら納得出来るが、この店はかなり強気だ。しかも、缶でもペットボトルでも同じ金額だと言う。

悔しいが喉が渇いていたので仕方なく20,000ドンを支払いペットボトルの方を頂く。
後で気づいたがペットボトルは何と350mlだった。

17時過ぎだったか、バスはフエに到着した。そして、そこで降りると
「ハノイ行は戻れ!」
と言われ、バスに戻り10分ぐらい進んだ所でバスは停車、その前にはスリーパーバスが待っている。
念のためスリーパーバスを指差し「ハノイ?」と聞くと、そうだと答えるので自分のバックパックを引っ張り出しスリーパーバスへと走る。

少し時間を置きバスは出発。私はバスの真ん中辺りの左上段のベッドに座った。
今回のバスは意外にも現地の人が多く、そしてこのバスは新品なのか新品臭がして少し気持ち悪い。

19時頃、バスは休憩に入る。何と言ったか全く分からなかったが、皆が食事を始めたので30分ぐらいの休憩だろう。今回は私も慣れてきたしお腹も空いたのでしっかり食事を頂く事とする。

メニューを見るとどれも高い。スープが30,000ドン(約150円)
そんな中、ベジタリアンヌードルスープが30,000ドンであったのでそれを頼む。
因みに、食事が高いので売店のプリングルスを買おうと金額を聞いたら40,000ドンだったのでキャンセルした。

野菜が沢山乗ったフォーが出てきた。麺は太めで味もあるので結構食べ応えがある。

1人で黙々と食事を取っていると欧米人男性が「ここに座っても良い?」と言うので食べながら慌てて頷いた。彼も1人で旅しているのだろう。少し寂しそうだったので話しかければ良かったが私は疲れていたので全く声が出なかった。食事を終えて彼を1人にしてバスに戻る。

知らない内に眠ってしまい、気づけば真っ暗な中に綺麗な月が見えた。カメラを出すのは面倒臭くiphoneで何度も撮影していたらバスが物凄い勢いでバウンドした。後部座席から多分欧米人であろう人のうなり声がした。(結局大怪我には至ってなかった様だが。)突然、恐怖心でいっぱいになった。

明日の朝7時頃ハノイ到着予定。


(本日の収支)
朝食 トマトと玉葱のオムレツ、フランスパン 15,000ドン(約72円)
   500mlの水              3,000ドン(約15円)
HOP YEN HOTEL 1泊           多分130,000ドン(約624円)
ホイアン→ハノイ 昼発 バス代     多分160,000ドン(約768円)
           *前日160,000ドンと言われ、今日は他の担当者に180,000ドンと言われたが「昨            日160,000ドンと言われた」と言ったらすぐに変更して貰えた。

ランチ カオ・ラウ             25,000ドン(約120円)
バスの中のおやつ チョコチップクッキー   15,000ドン(約72円)
                           *ニャチャンのコンビニでは10,000ドン
休憩所 コーラ               20,000ドン(約100円)
休憩所 ベジタリアンヌードルスープ     30,000ドン(約144円)
休憩所 水500ml               5,000ドン(約25円)

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